作成用語集‐仕立てについて
オリジナルバックパネルを仕立てる際に使用される代表的な用語を纏めてご紹介させて頂きます。特別、お客様が知っておかなければならないというわけではございませんが、やはりある程度知っておいて頂いたほうが担当スタッフとのやり取りもスムーズにいくかと思いますので、お時間がある時にでもご一読下さると幸いです。
- 周囲カット(ヒートカット)
基本的にバックパネルはイージーシステムパネルのサイズに合わせて幕も制作するのですがこの際、高熱を発する刃でカットすることにより、その熱で断面が一瞬溶けますがその次の瞬間には再び固まり硬くなります。この特性を利用することで、ほつれなど出難くする加工のことをヒートカットと言います。
- 周囲縫製
バックパネルの格安名入れ専門店である当社では、基本的には幕をカットする際は上記のヒートカット加工で仕上げておりますが、更に耐久性を高めるために、周囲の辺を折り返してミシン縫いすることで更なる補強となる加工も承っております。これを周囲縫製と言います。特に風の強い位置に設置する際や、長期に渡ったって設置したい場合などにおすすめです。快く承っておりますのでお気軽にお申し付け下さい。
- ハトメ加工
ハトメとは、バックパネルを専用のイージーシステムパネルではなく、壁やフェンスなどに取り付ける際に取り付けるためのロープを通す穴のことを言います。生地に穴を開けて金属の輪っかをそこに嵌め込むという加工方法なのですが、その見た目が鳩の目に見えることからこう呼ばれるようになりました。基本的には四隅に取り付けるものですが、お客様のご希望に合わせてこの数を多くすることも少なくすることも、またその位置も自由にオーダーできますので、お気軽にお申し付け下さい。
- 棒袋加工
オリジナルのデザインをプリント印刷して特注製作するオーダーバックパネルの生地の上端や下端を、棒を通すための空間が出来るように折り返して縫製する加工方法のことを棒袋加工と言います。こちらもイージーシステムパネル以外に設置する際の仕立て方法で、そのサイズに合わせて塩化ビニールパイプをこの棒袋に通して使用されます。ハトメ加工に比べると簡単にピンと張った形での設置が可能ですが、活用場面がやや限られるかと思いますので設置方法などをよくお考えの上、ご相談頂ければと思います。
- マジックテープ
基本的にバックパネルというものはどんなオリジナルデザインで精巧にプリント印刷することが可能となっておりますが、これを使用する際は当社でも格安販売しておりますイージーシステムパネルという、骨組みを利用します。そしてこれを利用する際には、幕の裏側にマジックテープを縫いつけ、それをイージーシステムパネルの骨組みに貼り付けて使用します。そのためこれを使用する際には、マジックテープの仕立ては必須となります。