製作用語集‐仕立てについて
オリジナル神社幕を仕立てる際に使用される代表的な用語を纏めてご紹介させて頂きます。特別、お客様が知っておかなければならないというわけではございませんが、やはりある程度知っておいて頂いたほうが担当スタッフとのやり取りもスムーズにいくかと思いますので、お時間がある時にでもご一読下さると幸いです。
- チチ
チチとは、のぼり旗やのれんなどにもよく見られる仕立て方法のひとつであり、この神前幕においても代表的な仕立て方法と言えます。これは幕の上端に、等間隔に輪っか状の布を縫いつけ、設置する際に使用するパイプをこれに通して使用します。その等間隔に並ぶ様が犬の乳のように見えたことから、この名前が付いたと言われています。
- 棒袋加工
オリジナルのデザインをプリント印刷して特注する神前幕の生地の上端や下端を、棒を通すための空間が出来るように折り返して縫製する加工方法のことを棒袋加工と言います。設置する際は、そのサイズに合わせて塩化ビニールパイプをこの棒袋に通して使用されます。ハトメ加工に比べると簡単にピンと張った形での設置が可能ですが、活用場面がやや限られるかと思いますので設置方法などをよくお考えの上、ご相談頂ければと思います。