紅白幕の用語集
- 紅白幕
-
その名の通り、赤色と白色の縦縞模様の幕のことを言います。一般的には結婚式や成人式、入学式、卒業式、祝賀会、開店行事などの慶事で使用されます。この二色のストライプはシンプルなデザインながらひと目を惹きつけると同時に華やかな演出をしたい場合にも最適なため、慶事以外にもバーゲンセールなどのイベントや販促キャンペーンなどにもよく利用されています。
- 青白幕
-
青白幕は別名、浅黄幕(あさぎまく)とも呼ばれます。基本的には水色よりも濃い青色と白色の縦縞のデザインで、これは神聖な場所を示すものとして、人が勝手に立ち入らないようにするための結界を張るためのアイテムだと考えられていたようです。そのため、地鎮祭や上棟式などの神事においては祭壇のまわりを覆うように使用されたり、地域によってはこれを葬儀に使用する場合もあります。また皇室では、新年祝賀の儀や園遊会などにおいても使用されています。
一説にはこの青白幕は、紅白幕や黒白幕よりも歴史的に古くからあるとも言われています。
- チチ
-
紅白幕は黒白幕の上辺に取り付けられた、白い輪っかのことをチチと呼びます。慶事や弔事などの会場に幕を設置する際にこのチチにバーやポールや竿などを通して使用します。
- 細ひも縫い込み仕立て
-
上記のチチに対し、こちらは紅白幕や黒白幕の上端の折り返して縫い、その中に紐を通して更にその上から生地と紐を縫ってしまう仕立て方法です。チチよりも耐久性も高く、見た目にもすっきりとした仕立て方法となります。
- 1間(いっけん)
-
この日本をはじめ、東アジアで古くから使用されている長さや面積を表す単位系のひとつに尺貫法というものがございますが、これはその尺貫法における長さの単位で、1間は6尺となります。また、メートル法で換算すると約1.81818182メートルとなります。したがって、1尺は約30.3030303センチメートルとなり、更にその下の単位である1寸はその10分の1の、3.03030303センチメートルとなります。